
プラセンタ注射の更年期障害への効果や美容・健康への期待できる効果を解説しています。
また、プラセンタ注射の効果的な打ち方や打つ場所、効果が出るまでの期間・持続期間のほか、副作用とデメリットについてもまとめたので参考にしてください。
- プラセンタ注射の特徴・保険適用の疾患
- プラセンタ注射の更年期・美容・健康への効果
- 効果的な打ち方・実感までの期間
- プラセンタ注射の副作用・デメリット
- プラセンタ注射に関するよくある疑問
プラセンタ注射の効果とは?期待できる作用と仕組み
プラセンタ注射は、ヒト胎盤由来の成分を用いた注射治療で、医療用医薬品として承認されています。
一定の条件を満たす場合には保険診療として使用されますが、体調管理や美容面のサポートを目的として使用する場合は、自由診療として扱われます。
ここでは、プラセンタ注射の仕組みや成分、エビデンス、保険適用となる疾患、製剤の違いについて解説します。
プラセンタ注射とは?配合成分とエビデンス

これらの成分のほかにも、核酸や酵素などが含まれており、複合的に作用することで、体内環境を整えたり、代謝をサポートする働きが期待できます。
国内で医薬品として承認されているプラセンタ注射には、「メルスモン」と「ラエンネック」の2種類があり、いずれも国内の健康な妊婦から提供された胎盤を原料としています。
ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能改善を適応としており、慢性肝炎や肝硬変症の患者を対象とした二重盲検試験において、血清トランスアミナーゼ(AST・ALT)の改善が報告されています。
メルスモンは更年期障害および乳汁分泌不全を適応としており、更年期障害患者を対象とした臨床試験において一定の有効性が報告されています。
これらの保険適用疾患に関しては、臨床試験に基づいた医学的エビデンスがあり、根拠のある治療薬として使用されています。ただし、美容目的などの自費診療での使用については、保険適用疾患とは異なる用途となるため、エビデンスの質や適応範囲について医師とよく相談することが重要です。
プラセンタ注射が保険適用になる疾患
プラセンタ注射が保険適用となるのは、厚生労働省が認めた特定の疾患に限られます。
- メルスモン
-
更年期障害、乳汁分泌不全
- ラエンネック
-
慢性肝疾患における肝機能の改善
上記に該当する場合には、プラセンタ注射を保険適用で受けることができますが、治療の可否は医師の診察によって判断されます。
ただし、美容や疲労感の軽減などの目的でプラセンタ注射を受ける場合は、自由診療(自費診療)となるため、その分費用もかかるという点に留意しておきましょう。
プラセンタ注射の種類|メルスモン・ラエンネックの違い
メルスモンとラエンネックは、どちらもヒト胎盤由来の医薬品ですが、製造方法や適応疾患、注射時の感覚などに違いがあります。

メルスモンとラエンネックはいずれも、厚生労働省に承認されたヒト胎盤由来の医薬品です。
製造方法や製剤の性質が異なるため、注射時の感覚や投与方法に違いがありますが、どちらの製剤が適しているかは、治療の目的や体調、既往歴などを踏まえて医師が判断します。
美容や体調管理を目的とした自由診療の場合でも、自己判断で選ぶのではなく、医師と相談したうえで検討することが大切です。
また、同じ製剤であっても、効果の感じ方や副作用の出方には個人差がある点も理解しておきましょう。
参考
医療用医薬品「ラエンネック商品詳細情報」
メルスモン製薬株式会社医療関係者向け「メルスモン(特定生物由来製品処方せん医薬品)」
プラセンタ注射で保険適用が認められている効果【更年期・肝疾患】
プラセンタ注射は、一部の疾患において保険適用が認められている医療用医薬品であり、医学的エビデンスに基づいて治療が行われています。
ここでは、保険診療として使用される場合に認められている効果について解説します。
40代・50代の更年期障害へのプラセンタ注射の効果
更年期障害は、卵巣機能の低下に伴い女性ホルモンの分泌量が変化することで起こる症状です。40代から50代の女性に多くみられ、ほてりやのぼせ、発汗、動悸、イライラ、不安感、不眠、倦怠感など、心身にさまざまな不調が現れることがあります。
プラセンタ注射のメルスモンは、更年期障害の症状に対して効果が認められており、臨床試験では、更年期障害患者31例を対象とした試験において、77.4%の有効率が報告されています。
プラセンタ注射は、ホルモン分泌そのものを補充する治療ではありませんが、自律神経のバランスを整える働きが関与していると考えられており、更年期にみられる身体的・精神的な不調の緩和が期待されます。
なお、更年期症状の現れ方や程度には個人差が大きく、日常生活に支障をきたすほど強い症状が出る方もいれば、ほとんど自覚症状がない方もいます。
症状がつらい場合は我慢せず、医療機関を受診し適切な治療について相談することが大切です。
慢性肝疾患における肝機能改善効果
肝臓は再生能力の高い臓器ですが、慢性的な炎症や障害が続くことで、肝機能の低下や肝硬変へと進行する可能性があります。
プラセンタ注射のラエンネックは、慢性肝炎および肝硬変症の患者124例を対象とした二重盲検試験において、血清トランスアミナーゼであるAST(GOT)およびALT(GPT)の値が有意に改善したことが報告されています。
また、動物実験では、プラセンタ製剤が肝細胞のDNA合成の促進や肝再生のサポート、肝線維化の進行抑制などに作用することが確認されています。
これらの作用が複合的に働くことにより、肝機能の改善が期待されています。
肝機能異常や慢性肝疾患と診断されている場合は、ラエンネックが保険適用となる可能性があるため、希望する場合は医師に相談してみるとよいでしょう。
プラセンタ注射の美容・健康への期待できる効果
プラセンタ注射は、保険適用疾患以外にも、美容や健康の維持を目的として自由診療で使用されることがあります。
ここでは、医学的に報告されている作用や研究結果を踏まえ、期待されている補助的な効果について解説します。
シミ・しわ・ニキビ・毛穴など肌の悩みへの作用
プラセンタ注射には、皮膚の新陳代謝をサポートし、細胞の働きを整える作用が期待されています。

これらの作用は、プラセンタ注射が特定の肌トラブルを直接治療するものではなく、皮膚の代謝環境や細胞の働きを整えることによって、肌状態の改善をサポートする点に特徴があります。
そのため、効果の感じ方や現れ方には個人差があり、生活習慣やスキンケア、他の治療との併用によって結果が左右される場合もあります。
美容目的でプラセンタ注射を受ける際は、補助的なケアの一つとして、医師と相談しながら継続的に取り入れてみるとよいでしょう。
疲れ・自律神経の乱れへのサポート
プラセンタ注射のメルスモンでは、動物実験において臨床用量の100倍投与したマウスに抗疲労作用が認められており、疲労回復のサポートに役立つ可能性が期待されています。

これらの作用により、自律神経の乱れによる気分の落ち込みや不調を感じる方にも、プラセンタ注射が選ばれることがあります。
即効性はありませんが、慢性的な疲れやストレスが続く場合は、体調管理の一環として検討してみるとよいでしょう。
肩こり・腰痛を和らげる作用
プラセンタ注射は、血流や筋肉環境を整えることで、慢性的なこりや痛みの軽減が期待されています。

肩こりや腰痛は、姿勢や生活習慣など複数の要因が関与しているため、プラセンタ注射では根治を目指すのは難しいですが、血流や筋肉環境を整える補助的なケアとして活用してみるとよいでしょう。
花粉症などの抗アレルギー作用
プラセンタ注射には、免疫機能を調整する働きがあり、アレルギー反応を抑制する効果が期待されています。

アレルギー症状は、免疫システムが過剰に反応することで引き起こされますが、プラセンタに含まれる成分が免疫バランスを整えることで、過剰な反応を抑え、症状の緩和が期待されます。
ただし、重度のアレルギー症状に対しては、専門医による適切な治療が必要になるため、医師と相談しながらプラセンタ注射を補助的に取り入れてみてください。
白髪・抜け毛などのエイジング対策
プラセンタ注射は、白髪や薄毛、抜け毛などの加齢による髪の悩みにもアプローチできる可能性があります。

プラセンタの細胞活性作用により、白髪の原因になるメラノサイトに働きかけたり、血行促進作用で毛根への栄養供給をサポートするなど、白髪や抜け毛の原因になる毛髪環境を整えるのに役立ちます。
ただし、髪の悩みは遺伝的要因やホルモンバランス、生活習慣など複数の要因が関係しているため、他の治療法の補助として活用するとよいでしょう。
生理痛・PMS(月経前症候群)の緩和効果
プラセンタ注射は、生理痛やPMS(月経前症候群)の症状や精神的な不調の緩和も期待されます。

生理前のイライラや憂うつ感、胸の張り、むくみなどは、エストロゲンとプロゲステロンのバランスの乱れが関係しているとされていますが、プラセンタ注射にはホルモンバランスを整える働きがあるため、これらの症状緩和に役立ちます。
生理痛やPMSの症状には個人差があり、また、プラセンタ注射はホルモン剤ではないため、症状緩和を目的に取り入れてみるとよいでしょう。
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プラセンタ注射の効果的な打ち方と打つ場所
プラセンタ注射は、状態によって打つ頻度や回数が異なります。ここでは、更年期や肝機能障害、美容・健康を目的としたそれぞれの打ち方を解説します。
更年期治療における打ち方のポイント
更年期障害の治療としてプラセンタ注射を行う場合、症状に合わせて頻度を調整します。
- 治療開始
-
数ヶ月は週2~3回のペース
- 維持期
-
週1回程度
更年期障害の治療としてプラセンタ注射を行う場合、保険適用となるのはメルスモン製剤で、通常1回2mLを皮下注射で投与します。
症状の強さには個人差があるため、症状や体調に応じて隔日で治療が行われ、症状が落ち着いてきた段階で頻度を調整することが一般的です。
プラセンタ注射の効果を安定して得るためには、数か月単位で継続することが推奨されていますが、自己判断で中断してしまうと、症状が再び現れる可能性があるため、治療期間や頻度については医師と相談しながら進めましょう。
肝機能障害における打ち方と頻度
慢性肝疾患に伴う肝機能障害の治療としてプラセンタ注射を行う場合、症状や検査値の状況に応じて投与頻度を調整します。
- 治療開始
-
数ヶ月は週2~3回のペース
- 維持期
-
週1~2回程度
肝機能障害で保険適用となるのはラエンネック製剤で、通常1回2mLを皮下注射または筋肉注射で投与します。
症状に応じて治療が行われますが、1日2~3回までの注射が可能とされており、肝機能値を確認しながら改善状況に応じて投与間隔を調整するのが一般的です。
肝機能の改善には一定期間の継続が必要とされるため、数か月単位で治療を行うケースが多くみられます。
自己判断で中断すると数値が再び悪化する可能性もあるため、治療期間や頻度については医師の指示に従いながら進めることが大切です。
プラセンタ注射の美容・健康に効果的な頻度と回数
プラセンタ注射は、継続的に受けることで体調や肌状態の変化を感じやすくなるとされています。
一般的には、治療開始時と維持期で頻度を調整するケースが多くみられます。
- 治療開始
(1ヶ月~2ヶ月) -
週1~2回のペース
- 維持期
-
月1~2回
治療初期(開始から1〜2か月程度)は、週1〜2回のペースで注射を行い、体調や症状の変化を確認しながら進めます。
その後、状態が安定してきた場合には、月1〜2回程度に頻度を調整し、体調管理や美容面のメンテナンスとして継続するとよいでしょう。
効果の現れ方や適切な回数には個人差があるため、自己判断で頻度を増減させず、医師の指示に従って無理のないペースで続けることが大切です。
プラセンタ注射を打つ場所はどこ?
プラセンタ注射の投与部位は、使用する製剤によって異なります。

メルスモンの主な注射部位は、上腕、腹部、太もも、臀部(おしり)などで、皮下注射で投与されます。皮下注射は薬液がゆっくり吸収されるため、刺激や痛みが比較的少ないとされています。
ラエンネックは、上腕や臀部に行われることが多く、皮下注射または筋肉内注射で投与されます。筋肉内注射は、皮下注射に比べて吸収が早いとされています。
なお、同じ部位に繰り返し注射を行うと、しこりや違和感が生じることがあるため、左右を交互にするなど注射部位を分散させるのが一般的です。
注射後に強い痛みや腫れが続く場合は、速やかに医師や看護師へ相談しましょう。
プラセンタ注射の効果が出るまでの期間と持続期間
プラセンタ注射の効果実感までの期間と持続期間の一般的な目安を解説します。
プラセンタ注射の効果はいつから実感できる?
プラセンタ注射の効果の現れ方には個人差があり、体質や治療目的、注射頻度などによって異なります。
週1~2回の頻度でプラセンタ注射を行った場合、目安として2週間~1か月程度で体調の変化を感じ始めるとされています。
肌の状態については、皮膚のターンオーバーの周期が約28日とされていることから、一定期間の継続で変化を実感しやすくなりますが、肌状態によっては目安より長期的な継続が必要になる場合もあります。
更年期症状や慢性的な疲労感などに対しては、体調面の変化を比較的早い段階で自覚する方もいますが、いずれも効果の感じ方には個人差があります。
プラセンタ注射は、早い段階で変化を感じる場合もあれば、一定期間継続してから変化を自覚するケースもあるため、効果の実感が乏しい場合でも、自己判断で頻度を変更せず、治療目的や体調に応じて医師に相談しながら治療計画を調整することが重要です。
効果はいつまで持続する?プラセンタ注射の継続治療の目安
プラセンタ注射の効果の持続期間は2、3日程度と言われているため、体調管理や美容目的で治療を行う場合にも、一定の頻度で継続することが望ましいとされています。
継続期間の目安としては、数か月単位で投与を受け、その後は状態を確認しながら頻度を調整する方法が一般的です。
ただし、持続期間や明確な継続期間が定められているわけではないので、状態に応じて治療期間やペースについては、医師と相談しながら無理のない範囲で進めることが大切でしょう。
プラセンタ注射の副作用とデメリット
プラセンタ注射は比較的リスクの低い治療法ですが、副作用やデメリットについて事前に理解しておくことが大切です。
プラセンタ注射で注意したい副作用
プラセンタ注射で報告されている主な副作用には、以下のようなものがあります。

プラセンタ注射による副作用の多くは、注射部位の痛みや赤みなど軽度なもので、時間の経過とともに自然に改善することがほとんどです。
一方で、体質によってはアレルギー反応(過敏症)が現れる場合があるため、特に初回投与後は体調の変化に注意することが重要です。
また、重篤な副作用は非常にまれとされていますが、呼吸困難や血圧低下、意識障害などの急激な体調変化が生じた場合には、自己判断せず速やかに医療機関へ相談する必要があります。
プラセンタ注射を安全に受けるためにも、事前に副作用の可能性を理解したうえで、医師の管理のもとで継続することが大切でしょう。
事前に知っておきたいリスクと注意点
プラセンタ注射はヒト胎盤由来の製剤であるため、一度でも投与を受けると生涯にわたって献血ができなくなります。
プラセンタ注射に使用される胎盤は、健康状態が確認された妊婦から採取され、検査や製造工程において厳格な安全管理が行われていますが、「変異型クロイツフェルトヤコブ病(vCJD)」の感染症リスクが完全に否定できないことから、投与後の献血はできません。
現在までに感染が確認された報告はありませんが、プラセンタ注射を受ける際には特に理解しておくべき注意点と言えるでしょう。
なお、プラセンタ注射は特定生物由来製品に分類されており、医療機関では使用記録を少なくとも20年間保存することが義務付けられています。
また、過去にプラセンタ製剤でアレルギー反応を起こしたことがある方は、注射を受けることができないので、体質や既往歴を医師に正確に伝えるようにしましょう。
プラセンタ注射の費用はいくら?保険適用と自費診療の料金
プラセンタ注射の費用は、保険診療か自由診療(自費)かによって異なります。

保険診療は、医師の診断により対象疾患と判断された場合に限り適用されます。
一方、自由診療では、美容や体調管理など目的に応じてプラセンタ注射を受けることが可能です。
プラセンタ注射は1回ごとに費用が発生するため、打つ頻度が高いほど月々の費用もかかります。
料金や通院頻度は医療機関によって異なるため、事前に確認したうえで目的に合った方法を選びましょう。
プラセンタ注射に関するよくある疑問
プラセンタ注射に関するよくある疑問をまとめたので、疑問がある方は参考にしてください。
プラセンタ注射はバストアップやダイエットに効果ある?
プラセンタ注射に、バストアップやダイエットに対する明確な医学的エビデンスは確立されていません。
バストアップについては、プラセンタが自律神経やホルモンバランスの調整をサポートする作用を持つとされることから、間接的な影響が指摘される場合もありますが、バストのサイズ増加を目的とした治療ではありません。
また、ダイエットに関しても、プラセンタ注射が直接的に体重減少を引き起こすものではありません。疲労感の軽減や体調管理をサポートすることで、運動や生活習慣の改善を続けやすくなる可能性は考えられますが、減量に直接繋がるわけではないという点に注意しましょう。
プラセンタ注射とサプリメントはどっちがいい?
プラセンタ注射とプラセンタサプリメントでは、以下のような違いがあります。

プラセンタ注射は、医療機関で医師の管理下で投与されるため、品質や投与量が管理されており、体調管理や治療の一環として使用される点が特徴です。
一方で、通院が必要であることや費用が比較的高め、ヒト由来製剤のため献血ができなくなる点には注意が必要です。
プラセンタサプリメントは、動物由来の原料が用いられることが多く、手軽に摂取できる点や安価に手に入ることがメリットですが、医薬品ではなくあくまで「健康食品」栄養補助としての位置づけになるため、有効性や吸収率には個人差があり、注射と同等の作用を期待するものではありません。
このような違いからも、体調管理の一環にはプラセンタ注射、栄養補助にはサプリメントと、目的や生活スタイルに応じて検討するといいでしょう。
プラセンタ注射を1年続けたらどうなる?
プラセンタ注射を1年間継続した場合の臨床試験は行われていませんが、更年期障害に対する8~24週間程度の中期的な臨床試験データでは、以下のような症状の改善傾向が報告されています。
- ホットフラッシュ(ほてり・発汗)の頻度や程度の軽減傾向
- 不安感・イライラなどの精神的症状の改善傾向
- 倦怠感や疲労感の軽減傾向
- 自律神経症状(眠気・冷え・動悸など)の改善傾向
これらは、更年期に関連する自律神経の乱れや不快症状を補助的に和らげる可能性があることが示されています。
この試験データからも、プラセンタ注射を1年間継続した場合には、更年期障害の症状改善をはじめ、体調面での改善が継続する可能性があります。
ただし、プラセンタ注射の長期臨床試験で確立されたデータは現時点では存在しておらず、効果の感じ方には個人差が大きいため、すべての方に効果が保証されるものではないという点に留意してください。
参考:J-Stage「プラセンタエキスの更年期症状に対する効果:システマティックレビュー及びメタアナリシスによる検証」
プラセンタ注射は60代でも保険適用になる?
プラセンタ注射の保険適用は、診断名と対象条件によって定められており、現在、保険適用となるのは以下のケースです。

これらはいずれも、医師が保険診療として適応と判断した場合に限り、保険が適用されます。
そのため、60代以上の方がプラセンタ注射を希望しても条件に該当しない場合には、自由診療(全額自己負担)となります。
プラセンタ注射の効果と打ち方・副作用【まとめ】
プラセンタ注射は、更年期障害や慢性肝疾患に対して保険適用が認められている医療用医薬品です。
また、美容や健康管理の目的で自由診療として用いられており、肌の悩み、疲労感、自律神経の乱れなどに対する体調管理の一環として利用されています。
効果の現れ方には個人差がありますが、週1~3回程度の頻度で一定期間継続しながら、体調や症状の変化を確認していくとよいでしょう。
ただし、副作用は比較的少ないとされる一方で、プラセンタ注射を受けると献血ができなくなるという注意点があります。
治療を検討する際は、効果だけでなくリスクやデメリットも理解したうえで、医師と相談しながら判断することが大切です。
| プラセンタ注射 | 料金 |
|---|---|
| 1本 | 初回800円 通常1,000円 |
| 2本 | 初回1,440円 通常1,800円 |
当院ではプラセンタ注射「ラエンネック」「メルスモン」を取り扱っております。
目的や体調に応じて医師が適切な製剤をご案内しますので、プラセンタ注射を検討されている方はお気軽にご相談ください。
